子どもと本をむすぶコース
コース概要
人が生きていくうえで欠かせないことばの力の基礎は、子どもが生まれてからほぼ十年のあいだにつくられます。この時期、子どもたちがよい絵本や物語と自然に、日常的に出会うことはとても大切なことです。ことばの宝庫である本の環境をととのえ、子どもと本をむすびつけるために私たちにできることは何か、を具体的に考えます。
新型コロナウイルスの影響で、日程変更や中止・オンライン講座になる場合もございます。 詳しくはお問合わせ下さい。
UNIT1 子どもにことばを月曜日 10:00〜12:00
生まれてはじめて、ことばと出会う子どもたちをとりまく環境の大切さと大人の役割を考える
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 5月9日 | ことばの土台(知識や感情)をつくる日常の経験 | 上田 由美子 |
2 | 5月23日 | 子どもの成長をたすける本の力 |
UNIT2 赤ちゃんに絵本を月曜日 10:00〜12:00
赤ちゃんのことばの育ちやよろこびを理解し、赤ちゃんの成長にそった絵本をえらぶために
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 5月30日 | 最初の赤ちゃん 絵本 〜耳でたのしむことばのリズム〜 | 山本 淳子 |
2 | 6月6日 | よい絵本をえらぶ 〜赤ちゃんもよい絵本がわかる〜 | |
3 | 6月13日 | よい絵本がもたらすもの 〜赤ちゃんはことばもイメージもそっくり呑みこむ〜 | |
4 | 6月20日 | 赤ちゃん絵本・わらべうたの実践の場から① 〜赤ちゃんクラスで楽しむもの〜 | 仲上 幸子 |
5 | 6月27日 | 赤ちゃん絵本・わらべうたの実践の場から② 〜幼児クラスで楽しむもの〜 | |
6 | 7月4日 | 赤ちゃん絵本・わらべうたの実践の場から③ 〜プログラムを作ってみる〜 |
UNIT3 子どもに絵本を月曜日 13:00〜15:00
家庭や保育園、幼稚園、小学校、図書館など、いろいろな現場でのより良い読み聞かせを目指して
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 6月6日 | 読み聞かせとは? 〜子どもは何をどんなふうに楽しむのか、その本が子どもにとってどうなのかを探る。〜 |
田尻 美知 |
2 | 6月13日 | 子どもも読み手も共に楽しむには? 〜自分の子ども時代を思い出しながら子どもの心を知り、子どもの本を知り、より良い読み聞かせを。〜 |
|
3 | 6月27日 | 絵本の絵と文について 〜いろいろな絵本を比較して、読み聞かせにふさわしいものを選ぶ。どう読むかより何を読むかが重要。〜 |
|
4 | 7月11日 | 読み聞かせの時、大切にするのは? 〜心がけること、気をつけること。実際に読み聞かせをしてみよう。他の人のも 聞いてみよう。〜 |
UNIT4 子どもにお話を月曜日 10:00〜12:00
子どもたちは、目を輝かせてお話に耳を傾けます。お話を聞きながら想像をめぐらせ、お話の世界の中で様々な経験をします。そしてその経験が子どもを本の世界にいざなうことになります。ストーリーテリングや物語の読み聞かせをすることで、大人も子どもたちといっしょに楽しい時を過ごし、それは大きな喜びとなります。
回 | 日程 | 内容 | 講師 | |
---|---|---|---|---|
1 | 11月21日 | ストーリーテリングとは | ストーリーテリングについて どのようにして、お話が現在、いろいろな場で語られているのか、先人たちの考えや、歩みに学んでみましょう。 |
太田 三紀子 |
2 | 11月28日 | お話のえらび方 日本や外国の昔話の再話のかたちや、物語の翻訳の文章を比較してみます。それによって、自分が語りやすいか、その内容が聞き手にふさわしいか考えてみましょう。 |
||
3 | 12月12日 | ストーリーテリングを聞いてみましょう 語り手たちの話を聞いて、それぞれの話の内容、話し方、覚え方などに理解を深め、語り手たちの実践の場での経験も参考にしましょう |
1回 幼児から小学校低学年に向くお話 | 太田 三紀子 千里子ども図書室の語り手 |
4 | 12月19日 | 2回 小学校中学年に喜ばれるお話 | ||
5 | 1月16日 | 3回 小学校高学年から中学生を対象にするお話 | ||
6 | 1月30日 | 4回 ストーリーテリングと詩プログラムの組み方 少し長めの話をじっくり聞いてみましょう。 |
||
7 | 2月6日 | ストーリーテリングをしてみましょう | 初めての方も、まずは実際にストーリーテリングをしてみましょう。 | 太田 三紀子 阿部 晴水 |
*ストーリーテリングとは、「お話」を覚えて語ることです。
UNIT5 子どもとわらべ唄月曜日 13:00〜15:00
大人が歌うこもり歌、わらべ唄、大人が話しかける言葉は、幼い子どもの言葉の成長を助けます。昔から歌いつがれてきたわらべ唄のもつ魅力、子どもにとっての価値について考えます。わらべ唄のリズム、ひびき、内容(表現・習慣・文化)などを理解しながら楽しみましょう。
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 5月16日 | 赤ちゃんのためのわらべ唄 ~春・夏~ 赤ちゃんの好きな子守唄やわらべ唄は、ことばのレッスンの始まりとも言えるでしょう。 |
山本 淳子 |
2 | 6月20日 | 幼児・小学生のためのわらべ唄 ~春・夏~ 昔、生活の中で自由に歌ったわらべ唄には、子どもらしい詩心にあふれています。今の子どもたちにも伝えましょう。 |
|
3 | 7月4日 | グループでたのしむわらべうた ~春・夏~ かっての子ども社会に思いを馳せながら、私たちもわらべ唄で遊び、そのたのしさを体験しましょう。 |
|
4 | 9月26日 | 赤ちゃんのためのわらべ唄 ~秋・冬~ わらべ唄遊びで、赤ちゃんが経験するあたたかい肌の触れ合いは、大人への信頼を育みます。 |
|
5 | 10月17日 | 幼児・小学生のためのわらべ唄 ~秋・冬~ 季節の唄と、行事(クリスマス、お正月、節分、雛祭りなど)の時に遊べるわらべ唄をご紹介します。 |
|
6 | 11月7日 | グループでたのしむわらべうた ~秋・冬~ 小物作り 季節のわらべ唄で遊びます。また、幼い子どもの想像力を育む小物作りもします。 |
UNIT6 子どもに本を手渡すために月曜日 13:00〜15:00
ブックトークや本の選び方など、現場の経験に裏打ちされた知識とテクニックについて学びましょう。
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 9月5日 | ブックトークって、なあに? | 中西 美季 |
2 | 9月12日 | ブックトークをたのしもう | |
3 | 10月31日 | 新しい子どもの本の選び方 ~令和前後発行の本を素材に~ | 川上 博幸 |
クラス詳細
期間 | 2022年5月9日(月)〜2023年2月6日(月) |
---|---|
授業曜日・時間 | ユニット1、2、4 月曜日 10:00~12:00 ユニット3、5、6 月曜日 13:00~15:00 |
定員 | 各回20名(定員に達し次第締め切ります。8名未満の場合は開講いたしません。) |
受講料 | 1回2,500円 ユニット1: 4,400円 ユニット2:13,200円 ユニット3: 8,800円 ユニット4:15,400円 ユニット5:13,200円 ユニット6: 6,600円 |
講師 |
|
申込方法
まず、電話、FAXまたはメールで受講をご予約ください。
ご予約後、受講日の一週間前までに、郵便または銀行振り込みでご入金くださるか、大阪YWCAの受付にて受講料をお支払いください。
受講当日に受付にて申込書に必要事項をご記入のうえ、お手続きください。
お申込み・お問い合せ
大阪YWCA専門学校 子どもと子どもの本の講座担当
電話06-6361-2955
FAX06-6361-2997
e-mail college@osaka.ywca.or.jp